ABOUT

about image
サーミ族は北欧のラップランド地方、及びロシアに居住するトナカイと共に生きる遊牧民です。トナカイの遊牧や漁業などを主な生業とし、また金属を加工する技術もあったため、トナカイ革やピューター糸を刺繍した革製品などを売って生活をしていたそうです。

サーミ族は、トナカイを食用に、皮や角まで捨てる事なく利用しています。

私はスウェーデンへ革の鞣しを学びに留学しました。その時に初めてサーミ族の工芸品を知り、その力強さと繊細さが融合した美しさに惹かれました。

また伝統的な工芸品ながらも、現代のスタイルにも馴染むデザインで、サーミ工芸品を日本の方々にも手にとって頂きたくて、製作を始めました。

トナカイの革、角ボタン、ピューター糸と、材料はスウェーデンから取り寄せて製作しています。