北欧ラップランド地方の遊牧民、サーミ族の伝統工芸品のサーミブレスレットです。
サーミ族はトナカイと共に生きる遊牧民で、金属を加工する技術もあったため、トナカイ革やピューター糸を刺繍した革製品などを売って生活をしていたそうです。
サーミブレスレットは身に着けると、自身に降りかかる悪いものから守ってくれると言われています。
贈り物としても人気があります。
スウェーデンに工芸留学をしていた時に、北スウェーデン人の友人から、伝統的な手法を教えてもらいました。
材料は全て現地スウェーデンで購入したものを使って、いちから手作りをしています。(縫い糸は日本製です)
手首の周囲16cmまで着用可能です。
使い始めはきつめでも、革は肌に馴染み伸びてきます。
ピューターと呼ばれる錫とシルバーでできたワイヤーと革のコンビネーションが特徴的なサーミブレスレット。
ピーターで編んだ部分を刺繍の様に革に縫い付けています。
肌に当たる部分は革なので、金属アレルギーの方も安心です。(ただし金属フリーではありません。重度のアレルギーの方はご検討下さい。)
本体の革は、化学薬品を使用しない、植物タンニンなめしの上質なトナカイ革を使用しています。
トナカイ革はとても柔らかく肌に馴染むので、着用するたび、あなたの手首に沿って着けているのを忘れる程。
留め具はトナカイの角から作ったボタンを使用しています。
このようにラップランドのサーミ族は、トナカイを食用に、皮や角まで捨てる事なく利用しています。
経過年数とともに、ピューター糸は色が深く、茶系の革は色が濃く変化します。これも本革ならではの革を育てる楽しさでもあります。
男女年齢問わず着用していただけるブレスレットですので、大切な方への贈り物として、自分へのお守りとしていかがですか?